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 英語学習者のためのDVDとクローズド・キャプションの
 活用講座1 ― 特徴比較
 

昨今、各社より廉価盤DVDシリーズが発売され、レンタルビデオ店ではDVDの棚スペースが日に日に拡がり、大手家電メーカーのDVDレコーダーも出揃うなど、映像環境がビデオからDVDへと移りゆくことが強く実感されるようになっています。

DVDは、音声は日本語、英語など異なる言語が複数収録できるほか、字幕の種類も日本語、英語など複数収録できる。このことから、音声【英語】&字幕【日本語】、音声【英語】&字幕【英語】、音声【日本語】&字幕【英語】など様々な組み合わせで、レベル・目的に応じた英語学習が進められます。
この他、会話のない部分をスキップしたり、シーンごとに頭出し再生したりすることが簡単にできるようになります。特に好きなシーンのフレーズを反復学習する時は、デジタル機器ならではの操作性のよさが実感できるでしょう。
それでは、これからアメリカの映像ソフトを活用して英語学習を志す人はDVDが「買い」なのでしょうか?クローズド・キャプション(CC)は時代遅れなのでしょうか?一体どのような映像環境をつくったらよいのでしょうか?・・・

ここで素朴な疑問があると思います。そもそもDVDソフトの英語字幕とCCの英語字幕はどう違うのか?DVDソフトにCCが入っている必要はあるのか?・・・

これらの疑問はまったく当然です。
まずDVDの字幕とCC字幕の違いです。DVDの字幕(Subtitle)はデジタル処理され、サブスクリーン画像として収録されています。これに対しCC字幕はアメリカのアナログテレビ放送の規格、NTSCの映像信号の無画領域にテキストデータとして収録されています。(ちなみに日本のテレビ放送もNTSC方式を採用しています。アメリカ製のビデオが日本で見られるのもこのためです。)
またデジタルテレビ放送では、映像や音声の情報と共にMPEG2方式で処理されたテキストデータとして収録されています。


クローズド・キャプションがテキストデータであることはデジタル時代、大きなアドバンテージです。

大きな声では言えませんが、クローズド・キャプションがテキストデータということはパソコン上で取り出せるというわけで、現にそのようなDVD再生プレーヤーソフトも市販されています。
もう一点、クローズド・キャプションは聴覚障害者のサポートを目的としていますから、会話だけでなく、BGMや効果音などの説明も表示される点が、特徴となっています。

次にDVDソフトにクローズド・キャプションが入っている必要があるのかという点はどうでしょうか?
これはクローズド・キャプションの歴史的な背景を知れば了解できることです。アメリカで放送番組にクローズド・キャプションを入れてゆくのは、行政のガイドラインによっていますし、その作品をビデオやDVDなどのパッケージソフトとして発売する時に、クローズド・キャプションを活かすのも社会的なコンセンサスなのです。アメリカの国内マーケットだけを狙ったDVDには、字幕はクローズド・キャプションの収録しかないものもある位です。
これに対しDVDに字幕(Subtitle)が収録されているのは、マルチスクリーン出力というデジタルメディアならではの付加機能の活用で、業界サイドから見れば、ビデオに代わって普及を目指す上での、ひとつの販売促進策と言えます。逆にマルチ音声、マルチ字幕、特典映像などをDVDに収録するのが当たり前なってくると、マスター製作費がかさんでしまう。するとコスト回収の目算がたちやすい過去のヒット作中心のラインナップになってしまう。ここに業界のジレンマがあります。

以上からクローズド・キャプションというものは、ベータかVHSか、DVD−RかRWか、はたまたDVD−RAMかといった、業界の論理によるところの規格ではなく、もっと強固なアメリカの人権思想に裏付けられた規格なのだとご理解いただけると思います。規格戦争に敗れてこの世から姿を消すという性格のものではないのです。むしろ時間の経過と共に、だれもがわからないほど莫大な知的資産として蓄積されてゆくのです。

ところが、悲しいことにDVD業界は、ハードメーカーもソフトメーカーもクローズド・キャプションが持っている知的価値を正しく理解していません。その結果、アメリカの映像ソフトを使って英語の学習をしようとした場合、業界の都合でいろいろな制約が出てきてしまうのです。  

 英語学習者のためのDVDとクローズド・キャプションの
 活用講座2 ― DVDの問題
 

問題は三点あります。

一点目はDVDソフトがクローズド・キャプション対応しているのか?ということ。
⇒ CC対応DVDリストはこちら

二点目はハードの問題。
DVDプレーヤーやDVDレコーダーがCC信号を正しく出力する設計になっているかどうか?ということ。
ただ残念なことに、これらの製品のカタログのスペック表示を見てみても、CC信号を出力するか否かの記載はありません。
もしあなたがDVDプレーヤーやDVDレコーダーの購入を考えているのなら、あらかじめメーカーにCC対応機種を問い合わせてみてください。
当方で独自に調査した、CC対応機種に関してはこちらをご覧ください。

三点目はリージョン・コードの問題。
アメリカ旅行をしている人が、日本公開前のハリウッド話題作を映画館で観て、気に入ったのでDVDも買ったとします。彼はこのDVDをいそいそと日本に持ち帰って、日本のDVDプレーヤーで再生しようとしましたが、再生できませんでした。
これがリージョン・コードの問題で、映画会社の頒布権を保護する、業界の論理でできた、利用者泣かせの規制なのです。
リージョン・コードは世界を6つの商圏ごとに分けてコード設定したもので、ソフトとハードのコードが一致しないと再生できないようになっています。ただ国際化の波はこの世界にも及んでいて、すべてのリージョンが再生可能な「マルチリージョンプレーヤー」も次第に増えてきました。⇒ リージョン・コード解説

補足ですが、リージョン・コードばかりでなく、テレビの映像方式もビデオ、DVDを問わず、注意する必要があります。日本の映像方式はクローズド・キャプション資産大国のアメリカと同じNTSCなので、問題はないのですが、たとえばイギリスの作品はPALのため、日本のテレビでは見られないのです。 ⇒ 映像方式解説

パソコンでの視聴の場合、DVD再生プレーヤーソフトの設定により、リージョン・コードを数回変更できます。映像方式に関しては、パソコンはDVDに収録されたMPEGデータをそのまま直接再生するため問題ありません。また「Power DVD 5」などのDVD再生プレーヤーソフトはクローズド・キャプション対応になっています。

海外のDVDは実に豊富なタイトルがあります。「イースター・エッグ」と呼ばれる隠しメニューを見つける楽しみもあります。もちろんリージョンフリープレーヤーを使って個人で楽しむ行為には、なんら違法性はありません。

もしあなたが今まで述べたDVDに固有の問題や、テレビの映像規格の違いを理解したなら、DVDは有効な選択肢のひとつと言えるでしょう。

 おすすめリージョンフリープレーヤー
   
         
     
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